三四郎 夏目漱石著



漱石本をいくつか。
まず、三四郎です。最初に読んだのは、中学生の頃で旺文社文庫でした。
挿絵が好きでした。(ちなみに、「こころ」も。)
漱石作品の中で最も好きな本です。
ちなみに、上の表紙は新潮文庫の最新。岩波文庫の模様が好きなのですが、字が小さすぎです。
200回以上読んだと思います、最初から最後まで。
あんまり読むものだから、20代のころは最初の数ページは一言半句まで暗記してしまっていました。
嫌いな人物が一人も登場しない珍しい話です。
あっ、うそです。「三四郎と美禰子が菊人形の会場から離れて二人っきりになって休んでいる時、横を通りかかってにらんでいった人」は子供心に嫌いでしたね。
あの時代の東大の様子、三四郎池とか、東京の様子が分かって、神奈川に住んでいたのに、なんだか、懐かしく思った記憶があります。
今、広田先生と同じくらいの年齢になってしまい、彼に共感することが多いような気がします。
三四郎の話は、「全部覚えている」ので、すごく長くなります。
この辺でやめておきます。

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