福岡伸一氏の最新刊です。
帯にある「生命の基本仕様、それは女である」が全てを物語っています。
分子生物学の立場から見た「人の成り立ち」がよく分かります。
途中、若干難しい(というか、著者がリズムを持って「こういうこと。分かって!」という感じで畳み掛けるように語り掛ける)ので、一気に読める時間を設けて読んだ方がいいかもしれません。
「生物と無生物の間」も堪能しましたが、これは、もっとすごい。
男として「生き方が変わる」かもしれません。
自分は、この本を読んで、深く深く考え込みました。
それは、「生物学的に男だから駄目。。。」ではなく、著者の言葉にあるように「弱きもの、汝の名は男なり。」の心境で、「自分は男に生まれた。ここまで、男として生きてきた。この本を読んで「男の本当の成り立ち」を知ってしまった。今後、どう生きる?」という、振り返りです。
何だか楽しくなる「考え込み」です。
いやぁ。深い本です。
面白い。
絶対、お勧めです。
※上にも書きましたが、「ちょっと難しい部分がある」ので、休み休み読むか、一気に読むようにするとよろしいかと思います。
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