向笠千恵子さんの「日本~」シリーズの文庫です。
朝ごはんに絞った内容で、これを読むと、朝ごはんの齎す効用がよく分かります。
まぁ、単純に、「目覚めて最初に食べる食事はとっても大事、出来ればおいしいものを」 ってことなんですけど。
どの章も、何度も読んで好きなのですが。。。
特に好きな章は、まずは 「石川県珠洲市「さか本」-呉汁ではじまる能登の朝-」 です。
読ませます。なんとも膳の配置がいいんです。
干物・生卵・梅干、飛竜頭(関東で言うがんもどきですね。)・炊き立てご飯に呉汁です。
参りました。
次に、 「静岡県富士市「小林園」-茶にはじまり、茶に終わる-」 です。
茶園の朝食なのです、食すご飯(白米)と飲むお茶の量が半端ではないのです。
これも読ませます。
そして、 「茨城県北茨城市「米丸」-船が駆ける、シラスが跳ねる-」 です。
猟師の旦那と息子のために朝2回作る朝食の内容がすばらしいのです。
えっ?サンマのたたきを椀に入れて、湯を注いで醤油をひとたらし?
「朝の目覚めの特効薬」 だそうです。
向笠さん、読ませます。
我が家の朝ごはんは、日によって白米・紅鮭・生卵・納豆・味噌汁の時もあり、トースト・チーズ・サラダ・目玉焼き・コーヒーの時もあり、毎日変わります。
息子二人のお弁当を作る、ということもありますが、妻は毎朝6:00前に起きて、弁当を作り、朝食の用意をしてくれます。
多くの朝は、我慢できずに、妻は一人で、どんぶり飯を平らげます。
食べ終わるころ、僕が起きたりします。
朝ごはんが一番おいしいかも。
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