スターバックスを世界一にするために守り続けてきた大切な原則 ハワード・ビーハー著

ハワード・シュルツとハワード・ビーハー、そして(財務の専門家)オーリン・スミスが世界一に仕立て上げたスターバックスは今や全国どこにもある。(平成21年3月31日現在で854店舗だそうだ。ちなみに日本だけで。)

Macとかと比較するとやはり高いが、 「おいしいコーヒーを飲もう。」 と思った時はやはり、スタバである。
既に紹介したが、我が家では、スタバのスラウェシを毎月のように買って来て朝飲む。


この本は、スタバを世界一にするための原則を10並べている。

1.自分に正直になる-かぶる帽子をひとつにする
2.なぜこの会社で働くのか-出世のためにではなく、正しい理由で行動する
3.自主的に考える-掃除をする人がほうきを選ぶべきだ
4.信頼を築く-心から思いやる
5.真実に耳を澄ます-壁は語る
6.責任をもつ-真実以外は嘘だとわかる
7.行動する-行動的に考え、思慮深く行動せよ
8.困難に立ち向かう-なにより私たちは人間だ
9.リーダーシップを発揮する-大きな雑音と静かな声
10.大きな夢をもつ-「イエス」は世界で一番パワフルな言葉だ

会社としての失敗や、ハワード・ビーハー個人の失策など、包み隠さず語られている。
人間が中心であるという考え方には共感できる。

薄い本(227ページ)だが深く考えさせられる内容で、読み応えがある。

スタバ本は色々あるが、他を読んでいないので何とも言えないが、お勧めできる。

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