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こころ 夏目漱石著



学生の頃は、「三四郎」がなんといっても好きでしたが、大人になってから(っていつだ?)は断然「こころ」です。

勿論、圧巻は先生からの手紙である第三部なのですが、実は第一部が大好きだったりします。
明治の頃の、あまり金に不自由のない若き「私」の生活、最初に読んだのが、中学生の頃だったので、そもそも何言ってんだか分かりませんでした。でも非常に面白かった。
そういえば、学生の頃は、この本に影響されて、自分の親戚が「自分を騙すのでは?」といつも緊張していたのを思い出します。うちには、財産とかないんですけど。

何回読んでも思うのですが、このような「架空」の物語を「書く」ことのできる才能って、天賦のものなのでしょうが、書いている時の心境ってどのようなものなのでしょうか?
僕は、かなり感情移入するので、つらくてつらくて筆を進められない気がします。
今の時代なら、パソコンで、一瞬で「書いたことをなかったことにする」のか簡単ですけど、当時は違いますよね。
漱石の精神力、すごいと思います。

それにしても、最近の文庫のこの表紙は。。。。。。

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門 夏目漱石著



漱石の「門」です。
「三四郎」→「それから」→「門」と100kgずつくらい重くなっていくのですが、大好きな小説です。
宗助と御米、友人から奪った女性(御米))と一緒になって、世間の片隅でひっそりと暮らす夫婦。

全編に漂う「重い」空気は、中学生の頃は受け止められませんでした。
今なら、大丈夫。「楽しめ」ます。

ラストの宗助の言葉は、今でもふと思い出します。

「本当にありがたいわね。ようやくのこと春になって。」
「うん、しかしまたじき、冬になるよ。」

宗助はそういって、足の爪を切るのです。
「希望」「絶望」「生死」「男と女」「人」「人生」「明治」「日本」「性(さが)」。。。色んな言葉が頭をぐるぐる回ります。
※学生の頃は、「格好いい。。。」と思っていました。。。

宗助が鎌倉の円覚寺に参禅に行きます。
自分もなぞって行ける年になったかな?

妻と行くかぁ。

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それから 夏目漱石著


漱石の「三四郎」からの「それから」です。
「三四郎」を読んでいなくても、「門」を読んでいなくても楽しめます。

「髪が面白いほど自由になる」「高等遊民」である代助が、過去に愛した美千代と愛を再燃させ、友人の平岡を裏切り、家・家族を裏切り世間に放り出されるところで物語りは終わります。

代助が三四郎で、美千代が美禰子で、平岡が「三四郎」の最後に三四郎と出会う美禰子の婚約者って訳です。

登場人物の中で一番好きなのは、代助の家の居候の門野です。代助とのやり取りは、今読んでも「わくわく」します。小説の最初の方なのですが、代助の哀れさが如実に現れていて、小説の行方が分かるのです。

これからも、読み返します。

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坊ちゃん 夏目漱石著



坊ちゃんです。これもずいぶん読みました。
清との話が大好きで何度も読み直しました。
米倉斉加年が赤シャツを演じた1970年のTV放映の坊ちゃんが印象に残っており、坊ちゃんを読む時はあの時の登場人物を重ねてしまいます。
こわいですねぇ、こわいですねぇ、そう、うらなりは小松の大親分だった(はず)です。

きっとこの本も死ぬまで読み続けるでしょう。

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三四郎 夏目漱石著



漱石本をいくつか。
まず、三四郎です。最初に読んだのは、中学生の頃で旺文社文庫でした。
挿絵が好きでした。(ちなみに、「こころ」も。)
漱石作品の中で最も好きな本です。
ちなみに、上の表紙は新潮文庫の最新。岩波文庫の模様が好きなのですが、字が小さすぎです。
200回以上読んだと思います、最初から最後まで。
あんまり読むものだから、20代のころは最初の数ページは一言半句まで暗記してしまっていました。
嫌いな人物が一人も登場しない珍しい話です。
あっ、うそです。「三四郎と美禰子が菊人形の会場から離れて二人っきりになって休んでいる時、横を通りかかってにらんでいった人」は子供心に嫌いでしたね。
あの時代の東大の様子、三四郎池とか、東京の様子が分かって、神奈川に住んでいたのに、なんだか、懐かしく思った記憶があります。
今、広田先生と同じくらいの年齢になってしまい、彼に共感することが多いような気がします。
三四郎の話は、「全部覚えている」ので、すごく長くなります。
この辺でやめておきます。

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